イントロダクション / Introduction

私の人生はB級映画のようだ。

極少ない映画館で上映されるような、無名な映画。
誰が観客か、誰が批評を垂れ流すか。誰が傍観者か。
そんなのを気にしてばかりで、何かに怯えてばかりだった。
怖がりな私は、そんな感情を形にすることが精一杯だった。

今でも怖いものは怖い。悲劇的なストーリーのように感じるけれど、
それはあくまで"私"の軸でのお話。客観的に見ると、もしかしたら別に感じるのかもしれない。
だから色んな台詞。言葉がある。
言葉は花になり、毒にもなる。そんな狭苦しい6畳間で何を考えるのだろうか。
大ヒット上映とはならずとも。誰かに届けばいいな。



このホームページは、感情の行き場を失った作品の美術館のような場所です。